藤井養蜂場の生産部メンバーによる奮闘日記。養蜂の仕事やミツバチ・蜂蜜の話など生産現場の様子をお伝えしていきます。
養蜂日記


トチの花 08.05.28

花追い人の一年でもっとも忙しい5、6月も
いよいよ中盤に突入しました。

青森のリンゴも終了し、秋田のトチの蜂蜜を収穫中です。

写真は一週間前のトチの花と現在開花したトチの花です。

今年も沢山の花が咲いてます♪

あとは天候しだい。

レンゲ、りんごとこれまでプァーフェクトの成績!

ここもミツバチ達頼んだぞと!

あとは自然任せですね。

一週間前のトチの花

トチの花開花

満開


遺伝子 08.05.21

蜂蜜を収穫する際に大事なのは、

@蜜源【蜂蜜を出してくれる植物の数】

A天候

B一箱に入っているミツバチの数

ってとこでしょうか。

蜜源や天候は人間がどんなに頑張っても限界があります。

しかしミツバチの数だけは多少は飼育している人によって
多少の変化があります。

その一番の要因は女王バチだと思うのです!

私の場合は人工的に女王バチを作る時、
よく蜂蜜を集めたり産卵能力が高い卵を使います!

サラブレットと同じでより能力の高い遺伝子を多く残す為です。

さぁて今日はどの巣から卵を貰うかな♪





連日のリンゴの蜂蜜の収穫に追われてる私です。

今年は花の数、天候。
蜂蜜の収穫を左右する2つの条件が良いので
かなりの量が採れてます。

さてこのリンゴの蜂蜜。
あまり聞き慣れないかもしれません。

特徴は匂いが強く、味もクセがあります。

さっぱりとした味が好きな日本人には
好まれないハチミツのひとつです。

個人的にはヨーグルトにかける………
ってこれは全く合わないと思います。

リンゴのハチミツの味が強すぎて
ヨーグルトの風味を飛ばしてしまう気がするのです。

私的には紅茶または暖かいホットケーキに合うと思います。

香が強いリンゴの蜂蜜がホットケーキの蒸気と共に
嗅覚を刺激し食欲をそそります。

蜂蜜の味は個人の好みがもちろん一番大事です^^

でもお客さんに『どの蜂蜜が一番お勧めなの?』と聞かれた時は
『蜂蜜をどんな風に使ってますか?』と逆に質問します。

蜂蜜の食べ方でその人にあった最高の蜂蜜を紹介したいからです。


リンゴの蜂蜜

満開のリンゴの木


受粉完了 08.05.10

今年のリンゴの採蜜はなんと5月5日の子供の日でした。

その時の青森の気温は連日25℃を越え、
この時期の東北地方としては異常で、
祖父の代から50年の中で最速の採蜜記録でしょう。

そんなんでミツバチはフル回転し、
早々とリンゴの受粉を完了させています。

写真は受粉が無事成功し花びらの散ったリンゴの花です。

農家の人達も喜んでくれました! 

受粉完了


一斉開花 08.05.02

青森では連日の20℃越え。

鹿児島と変わらないくらい暑い!

っうことで早くもリンゴの開花が始まりました。

『早い!早すぎる!!』でもギリギリ間に合って良かった良かった。

ミツバチも長旅してきたばかりなのにガンガン働いてます。

働き蜂とはよく言ったもんだ!

ミツバチに負けないように今日も1日頑張るぞ! 

リンゴの花開花


リンゴのつぼみ 08.05.01

30時間かけてやってきました青森へ!

三時間ほど仮眠をとった後、
朝4時からリンゴ畑に蜂箱の設置を開始します。

リンゴ農家の人や地元の知人も朝早くから手伝ってくれます。

『今年もリンゴに間に合ったべ?』

『丁度咲く前だ〜、アンチャンタイミングバッチリだっ〜!』

って何故か青森の人と話すと津軽弁が少し移るのです。 

確かに後2、3日で咲くであろうリンゴのつぼみが膨らんでいます♪

今年の週間天気予報は近年にないほど晴れです!

ミツバチも受粉と蜂蜜集めに頑張ってもらわねば! 

リンゴのつぼみ


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